痕跡ブログ

眠い時間帯に書くブログ

想像以上に自分が虫嫌いだった

今日ほんの30分前ほどに自分が想像していた以上に虫が嫌いなことが分かった。

シンクに2mmほどのGの赤ちゃん的なものが出た。彼(または彼女)は決して活発だったわけではない。ノロノロと歩いていた。だが嫌いなものほど敏感に反応するもので目ざとく見つけてしまった。

 ティッシュを5、6枚とりなんとか素手で(テイッシュを挟んで)取ろうと試みたができるわけもなかった。新居の所為で物がまだ少なく虫をぶっ叩くあれがあるわけでも、殺虫剤があるわけでもない。やつと僕のにらみ合いは10分ほどだった。実際は僕がただ一人でまごついていただけに過ぎないが。

 気づけば奴はシンクから脱走し床へ落ちていった。そちら瞬間、虫系が落ちた音がしてその音でも僕の鳥肌はフル稼働した。

 一人で前へ後ろへ虫とコサックダンスを踊っているうちに過呼吸に陥り、額にはじっとりと脂汗が滲んだ。気がつけば奴はどこか隙間へ消えていっていた。だが虫嫌いはここで安堵できるわけではなく、どこにいるかわからない恐怖と戦わなければならない。この戦いは自分が忘れるまで終わらないので非常に厄介だ。

 等の自分はといえば奴がどこにいるかわからない恐怖に耐えかねそそくさと家を出てゲームをし、つけ麺を食べ、御茶ノ水まで楽器を見に行ったのだった。